浮き星(コンペイトウではありませんよ)




コンペイトウのようで
コンペイトウではありません

お湯を注ぐと浮かんでくる
港町・新潟に明治から続くお菓子 浮き星



「浮き星(うきほし)」はもち米(あられ)に砂糖蜜をかけた甘いお菓子です。
一見、コンペイトウのように見えますがちょっと違います。中身があられなので甘さ控えめで素朴な味です。

明治時代、物資の運航をしやすかった日本海側で北前船の拠点だったことから、港町として日本一の人口を誇った新潟県。
そんな新潟で、おとなりの福島・会津から伝わったとされる“お湯に浮かべる丸い砂糖菓子”が、明治時代の文明開化によりポルトガルからやってきた凹凸のある星のような“金平糖”と出会い、このお菓子が生まれました。

当時の贅沢品である砂糖をまとったこのお菓子は実に魅力的だったことでしょう。
お湯に入れて甘さを楽しんだり贈答品にしたりと、新潟の人たちに愛されてきました。
しかし、様々な洋菓子が普及し、時代の変化もあり昔は県内にいくつもあった工場は、平成の終わりになると「明治屋ゆか里店」1軒のみ、作り手も1人のみという稀有なお菓子になってしまいました。

このままでは絶滅してしまうのではと私たちは勝手に心配しました。
なんとか後継を作るべく全国のまだ知らない人達に向けて魅力がしっかり伝わるように想いを文字とデザインを活用し新しいブランドとして誕生したのが「浮き星」です。
星のような可愛い形と、お湯に浮いてくる飲めるお菓子という珍しい特徴をを合わせ「浮き星」(R)︎という名称になりました。
このような地理的背景や歴史を感じつつお楽しみいただけますと幸いです。

明治33年の創業から製法を守りながらも新しいチャレンジを続けています。
私たちhickory03travelersはそんな中でご縁があり、このお菓子をたくさんの人に楽しんでもらえるようにと一緒に取り組んでいます。

105商品 76-90表示
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