亀田縞のクロス
kameda stripes apron
亀田縞とは?
亀田縞は湿地だった新潟市亀田地区で、稲作農家さんが作業するために作られた綿織物です。
腰まで水に浸かりながらの作業のため、乾きやすい生地が生まれました。
さらに美しい縞模様は全国的に広がり大正初期には600以上の業者により亀田縞が生産されていましたが、戦争とともにこの亀田縞製造業はつぎつぎに廃業し、一度はその姿を消すことになります。
それから時は経ち2002年。二軒の機織工場により、亀田縞は復活を果たします。
私たちはこの亀田縞の色柄と風合いの良さをいかし、初めて手にとる人でも使いやすく、そして長く使えるデザインを目指しています。
私たちが亀田縞の商品づくりに取り組んでいるわけ
亀田縞という生地をご存知でしょうか?ぼくは、10年ほど前に知りましたが、詳しく知ったのはここ数年です。新潟市の旧亀田町の2社の機屋(織物メーカー)で織られている生地で300年以上前からの産地です。大正時代に織られていたという生地見本をもとに、昔ながらの色合い風合いで作り上げている生地で、なつかしさを感じる、素朴で、化学繊維の生地とは違う綿の織物です。
その亀田縞は、僕らが暮らす新潟市のすぐそばにあるということで親しみがわき、使わせてもらっているのですが、理由はそれだけではないのです。手で感じる肌触りや色の風合いもよいのです。さらに、これまで続いてきた風土というか、暮らしに根差した仕事であり、それが継承されていることの貴重さにも惚れているのです。珍しいからというよりも、途切れさせたくない、これからも次の世代、もう50年100年も続くものであってほしいと思っています。
ですので、知ってほしい、感じてほしいという思いで亀田縞の生地を使用した商品を考え、みなさんにお伝えしています。みんなで使うことで、この仕事は続きますし、よりよいものになると思います。ぜひ、ご協力ください。
hickory03travelers 迫 一成
ヒッコリーが手掛ける亀田縞アイテムの最新作。
料理研究家の佐藤智香子さんとともに
ありそうでなかった、使い勝手の良い亀田縞のクロスとエプロンを作りました。
佐藤智香子さんからコメントをいただきました
機能性はもちろんのこと、清潔に保つため何度も洗うので、耐久性があること。
また実用面だけではなく、身につけることによって気持ちが引き締まるものを。
そして料理をするという楽しい気分を盛り上げてくれる、等
エプロンやクロスには色々な役割があると思っています。
料理研究家にとっての「エプロン」は、仕事着でもあり、
それを身につけてメディアに出ることも多いので衣装でもあります。
仕事柄たくさんのエプロンを所有していますが、気に入ったものが見つかるとそれを
複数枚買って身につけるなど、大事なものです。
■亀田縞のトーション ーこだわりポイントー
クロス(トーション)
鍋をつかんだり、お弁当を包んだり、手を拭いたり、
カゴの上にかけて目隠しに単純に布として利用したり…と使い勝手の良い大判のクロス。
亀田縞の色・柄・織りの良さが出ています。
ループが付いているのも便利で、使い方が広がりますね!
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使い込むほどに風合いが増す亀田縞だからこそ、
自分好みに生地を育てることができるのも、魅力のひとつ。
おうち時間が増える今だからこそ、毎日使うアイテムを見直してみませんか。
カラー 紺縞 / グレー縞 / エンジ縞 / ナチュラル縞
サイズ 50㎝×78㎝
素 材 本体コットン100%
生産国 日本